ikisuru.yoga

NO. 02PROFILE

わたし自身の、転換点。

ヨガを始める前のわたしは、
人の期待に応えることで、自分を保っていました。

「ちゃんとやらなきゃ」
「期待に応えなきゃ」
そればかりを考えていた日々。

ある日、体が動かなくなりました。

涙が止まらない。
眠れない。
体は限界なのに、思考だけが止まらなかった。

それでも、休む理由にはならないと
思っていました。

けれどある瞬間、
プツッと糸が切れ、
ふっと力が抜けました。

「もう、やらなくてもいい」

そう思えたとき、
はじめて深く息が入ってきたのを覚えています。

辛い思いをし続けなくてもいいこと。
見える世界が、すべてじゃないこと。

それまで当たり前だと思っていた価値観が、
静かに崩れていく感覚でした。

怖さもありました。
でも同時に、
ずっと張りつめていたものが、
ようやくほどけていく感覚でもありました。

A moment, something far.
A moment, something far.

その後、インドへ。

ヨガとアーユルヴェーダを学ぶ中で、
呼吸の浅さや、
無意識に力を入れ続けていた体に、
少しずつ気づいていきました。

頑張り続けることで強くなるのではなく、
緊張をほどき、呼吸が自然に戻ることで、
体は少しずつ整っていく。

そんな感覚を、
日々の実践の中で学んでいきました。

頑張らなくていい朝が、
こんなにも静かで、豊かだったこと。

以前のわたしは、
知りませんでした。

レッスンには、
かつてのわたしと同じように、

頑張り続けることが当たり前になっていた方や、
体の不調を感じながらも、
無理を重ねてきた方が、多く訪れます。

体がふっとゆるんだ瞬間、
止めていた呼吸が戻り、
表情がやわらいでいく。

人は「もっと頑張る」ことで変わるのではなく、
余計な力が抜けたときに、
少しずつ自分の感覚を取り戻していく。


ゆるめることは、
弱さではありません。

自分を縛っていた力をほどき、
必要以上に頑張り続けなくてもいい状態へ、
少しずつ戻っていくこと。

その先にある軽さや呼吸のしやすさを、
必要としている方へ、
そっと渡していけたらと思っています。


Experience

  • ヨガ歴 20年
  • Trigger Point 公式アンバサダー

Background

  • Gujarat Ayurved University, India
    医療従事者向けコース 修了
  • Sivananda Yoga, India
    TTC 修了